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福山リビング新聞社「墓石日和」

墓石日和

神棚封じ

2023-05-19
神道以外を信仰されていると、「神棚封じ」という言葉を聞いたことがないと方も多いかもしれません。神棚封じとは、家族に不幸があった時、家の神棚を封じる事です。神棚封じをするのは、「死」=「穢れ(けがれ)」が神様の力を弱めてしまうので、「死」から遠ざけるためと言われています。「けがれ」は木が枯れる「木枯れ」から来ていて、生きるエネルギーが枯れるという事のようです。
神棚封じの手順は、まず神様に家族の誰が亡くなったのかを報告します。その後、お供えを全て下げ、扉を閉め、扉の正面に半紙を貼り付けます。なお神棚を閉じるのは、基本的には忌明けまでの期間です。仏教の忌明けは四十九日です。忌が開ける前に新年を迎える場合は、初詣も控える事になります。
信仰が神道の場合は、祖霊社(神棚)が仏教での仏壇に当たるので、封じる必要はありません。
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