株式会社石の彩聖のホームページ

先日、神社の鳥居修繕工事を見学する機会がありました。あんなに巨大な石造物が、一体どんな仕組みで長年倒れず立っていられるんだろう…。皆さんも興味りませんか。
　鳥居は、形や種類によっても違いますが、大体14個ほどの石の部材が組み合わさっています。一つ一つの部材に重量が均一にかかり合って、部材と部材の接合する部分が支点となるように計算され、造られています。
　現在は耐震使用になっていますが、石の組み合わせや支点の取り合いなどは昔の人の知恵だと思うと、パソコンや強度計算器のない時代にすごい発想力と発明力ですね。
　神社を訪れる機会があったら、鳥居をじっくり観察してみてください。きっと『なるほど』と感心しますよ。