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お墓を建てる時期についてご相談をいただく事がありますが、「この日までに建てなければいけない」という決まりはありません。

　元気な時に建てるお墓は、生前墓または寿陵墓（じゅりょうぼ）といい、長寿や子孫繁栄、家庭円満を願う縁起のいいものと言われます。生前にお墓を建てるメリットは、①自分の理想のお墓を建てることができる②節税効果がある③自分がなくなった後家族の費用負担を軽減できるなどがあります。

亡くなったあとにお墓を建てる場合、四十九日や一周忌などの納骨を踏まえた法要に合わせてお墓を準備します。

最近は、闘病中に面会ができないので、せめて一周忌までは自宅で一緒に過ごしたいという方が増えています。一周忌を過ぎると次の年の三回忌になり、それを過ぎると四年後の七回忌になります。

　時期に決まりはありませんが、お墓を準備する時期はご家族で相談しておいたほうがいいと思います。