福山えるびん
墓石日和
納骨室の管理
2024-05-17
前回、納骨室にスペースを造りながら、代々継いでいくというのが本来のお墓とお話した後、たくさんのご質問やご相談を頂きましたそこで今回は納骨室の整理についてお話します。納骨室の中を確認する機会は少なく、新仏様の納骨時に、「そういえばお骨をいれるスペースあったかな」と不安になられるようです。納骨室には決まりがあり、お墓を正面にして右奥が上座で当家の当主がお座りになる場所です。この決まりに基づいて故人様の無くなった日にちを照らし合わせながら納骨室の整理をします。スペースの造り方には、晒の袋にお骨を納める方法や、さらしの袋にお骨を入れて納骨室の地下に納める方法などがあります。後者は、亡くなって50年が経つご先祖です。納骨室を空ける事がないのが喜ばしいことですが、今後の備えとして一度ご家族で話をされてみてはいかがですか。






