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ぐらんふぁーま「お墓のお話」

お墓のお話

5月号 不祝儀袋の表書き

2020-04-20
訃報を受け取った後、取り急ぎ不祝儀袋をよういして、お通夜や告別式へ行くことがあります。そんな時、不祝儀袋に、薄い墨で表書きを書かれているのをご覧になったことがあるでしょう。
薄墨の理由は「訃報を聞いて涙で墨が薄まってしまった」
「急な事で墨をする暇がなかった」など、突然の訃報を悲しむという思いを表しているのだとか。遺族へのマナーとして知られるようになりました。今は、筆ペンがあるので墨をするという作業は必要ではなくなっていますし、印字されて販売されているものもあります。それほど、神経質に考える必要はなくなったのかと思います。
それでも、表書きを薄い黒色で書く事で、見た目からも悲しみを遺族に伝える日本人の思いやりの心を知っておくことは大事だと思います。子供達にも伝えていきたい日本の文化ですね。
株式会社石の彩聖
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