ぐらんふぁーま「お墓のお話」
お墓のお話
2月号 多様化するお墓の形
2021-01-20
お墓と聞いて思い浮かべるのは、墓地で一番よく見掛ける和式のお墓ではないでしょうか。和式のお墓は、お釈迦さまが亡くなった後、遺骨を納めた仏舎利塔を基にした形だとされています。
お墓に刻む文字は「○○家之墓」「南無阿弥陀仏」などが多く見られます。
一方、最近では背が低い洋式のお墓も見る機会が増えました。中でも自分の好きな形や石の色でお墓を造る「デザイン墓」を希望される方が増えているようです。和式のお墓と比べて低めに設計されることが多く、耐震性に優れているというメリットがあります。お墓に刻む文字も「○○家」「南無阿弥陀仏」ではなく「希望」「感謝」など様々です。
又、近年では樹木葬や海洋葬など形にとらわれないタイプのお墓もあります。
お墓と言ってもデザインや選択肢は多彩です。自分たちに適したお墓の形や供養の方法を考えてみるのもいいのではないでしょうか。